Notion6が安く買えた話

あんまり宣伝されてない気がしたのですが、
Studio One 3か4のユーザーだとNotion6を安く買えるみたいですね。

Professional持ってると、だいたい6000円で買えるようです(為替で変動するみたい)

https://shop.presonus.com/Notion-6-For-Studio-One-Professional-3-or-4-Users

 

もう少し早く知りたかったぜ…

6/21(金)DB 3x - E 2

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イムリーな話題はすぐ書かないとダメですね。
金曜日にハマスタ行って来ました。

中盤までは横浜ペース
横浜のエース今永はボール先行気味ながらも、
要所を締めるピッチング。
楽天先発の辛島もソロホームラン2本に抑える緊迫した試合展開。

同点に追い付かれた6回以降は、
横浜の拙攻が目立ち、ジワジワ押されるような嫌な展開
(森原が2回13球で押さえたのには、呆れを通り越して笑いが出てきた)

9回も筒香の4打席連続三振で意気消沈もつかの間、
宮崎がしっかり見切ってフォアボールをもぎ取ると、
ロペスが右打ちできっちり進塁打
2死2塁で打席には一昨日サヨナラ打を打った大和!
場内は異常な盛り上がりをみせ、運命の4球目!
ライトの頭上を越える劇的サヨナラヒットで試合を決めてくれました。(着地点が分からなくてホームランだと思ってました)

こういう試合を見ると、やっぱり球場観戦は良いなぁ~ってなりますね。
後ろのおじさんと10秒ぐらい抱き合ってたね。
思わず泣きそうになりました。

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油そばで幸せを腹に満たしました。
関内は飲食店いっぱいあって良いよね

傷つかぬものに、青空は見えない

私は、空を眺めるのが好きだ。

人々が動き出す前の 朝焼け

雲一つなく透き通る 中天

すべてを飲み込みそうな 漆黒の闇

見る人の心が

空の表情を変えてゆく

 

ひょんなことから懐かしい歌を聞いた。

確かポケモンの主題歌だったっけ

苦しんで、傷ついて、

それでも前を向いて生きてゆく

 

自分の弱さを知ったあの日。

何気なく見上げた空は、

僕の知らない色をしていた。

誰のものでもない、

僕だけのキャンバス。

明日は、何色に映るかな?

 

 

 

 

私は月になってしまいたい

皆さんは「月と六ペンス」という小説をご存じだろうか。
イギリスの偉大な小説家及び劇作家である、ウィリアム・サマセット・モームの名著である。
私が彼を知ったのは、高校一年の夏休み。本書の一部を訳す課題が嫌でカンペとして購入したのがきっかけだった。

読み始めてすぐに彼の軽やかでウィットに富んだ言い回しに夢中になった。
すっかり彼の魅力にあてられてしまったのである。
訳者別の文庫本をそろえるほどのめりこんだものだった。(私は行方訳が一番好きである。中野訳も好きだが)
今思えば、私の人生の転機の一端を担う出会いだったと言えるだろう。

 

本書では、ストリックランドという人物の行動を追いつつ、彼と主人公の”僕”及びその周辺人物との差を克明に描き出している。

ごくごく簡単に筋を追ってみよう。物語は”僕”が行方不明になったストリックランドの足跡をたどる形で展開されていく。彼は突如安定した暮らしと家庭を捨て、極貧生活をいとわず絵を描いていたのだった。

しばらくして、彼の才能にほれ込んだダーク・ストルーヴに連れられ彼に再開するが、相変わらずの貧しい生活に加え重病を患っていた。ダークは彼をアトリエに引き取り家族ぐるみで援助する。当初はストリックランドを拒絶していたダークの妻だったが、次第に彼に引き込まれていく。だが、彼はそんな好意を気にも留めず、結果的にダークの妻は自殺してしまう。(そこまでされても彼を赦すダークに私は自分を重ねたものである。)

ストリックランドの死後、彼が晩年を過ごしたタヒチに行くことになった”僕”は、人づてに彼の生涯を垣間見るのであった…

 

さて、「月と六ペンス」という題からして、ストリックランドは”月”であることは言うまでもない。

内なる衝動に突き動かされ、他人を一切気にすることなく我が道を行く。命を賭して作品を完成させ死んでいった男の、その狂気じみた行動は、それゆえに読者の心を奪う。男のロマンとか、そういう類のものだろうな。

一方で”僕”を含めたそれ以外の人間は”六ペンス”と言ったところだろう。
いわゆる常識的な人たちである。世間一般の幸せを当たり前のように感じ、受け入れることができる。

 

では、私はどうだろう。
そう考えてしまう時点で、私は”六ペンス”側の人間なのだろう。

”月”は、なりたくてなれるものではなく、なってしまうもの、のように思う。
私の性格は完全に”六ペンス”なのだが、精神がそれを受け入れられないまま年を重ねてきた。

だからこそ”月”が、まぶしく、輝いて見える。

 

生を受けたからには何かを為してから死にたいものである。

わたしは何を為せるだろうか?